１年生の皆さん、ご入学おめでとうございます！
例年であれば大学生活に慣れ始め部活動もスタートさせている頃ですが、今年はまだ普段の大学生活自体どのようなものかわからない状態かと思います。そんな中、１年生に弓道部を知ってもらいたいと思い、今回は「弓道部に入って良かったと感じること」をお話します。
一番は、やはりたくさんの人と関われることです。弓道部には40人ほどが所属しています。学年、出身地が異なる人たちと部活動をして自分と違う考え方に触れるうちに、目標となる先輩が見つかったり、同期や後輩から刺激を受けたりします。日々の学生生活の中では実習などで友人をつくる機会はあるものの、その人について自ら詳しく知ろうとしなければあまり深くは知れません。高校生までは、クラスという単位があったり学校行事があったりと自然と人について知る機会があったのだと感じます。私にとって部活動は、人の輪を広げる一つのきっかけになっているように思います。弓道部では、毎週土曜日にいくつかのグループに分かれて昼食を食べに行きますが、そこで先輩や後輩とたくさん話すことが弓道部の雰囲気の良さに繋がっていると思います。素敵な伝統です。また、こんな部活にしたい、試合で勝ちたいなど目標を同じくした仲間と、そこに向かって弓道をするのも学生だからできることなのではないでしょうか。
次に良かったこととして、放課後の時間を有効に使える点です。大学生は講義の受講が生活の中心になり、放課後の自由時間がこれまでよりも圧倒的に増えます。その中で、週に３回部活動があるのは良い生活リズムができたという点で良かったと思います。学年によって忙しさは様々ですが、毎週のテストを控えている時期はハードだと感じるときもあります。そんなときは、先輩にどのようにして乗り切ったのか、どのような勉強法を実践していたのか、乗り越えるヒントをもらえるのも良かったです。
また、弓道部の特徴として大会では団体戦も個人戦もあり、さらに個人戦は全員が出場できます。一人一人が大会に向けて目標をもって部活動ができるのも弓道部の良いところだと思います。
私は大学一年生の時に新しいことを始めたときに、“わくわく“という言葉がぴったりでしょうか、そんな気持ちの昂る感情を覚えました。皆さんにとってそれが弓道になればいいなあと思っています。かっこいい、楽そう、弓道経験者の知り合いがいて興味がある・・・など弓道を始める理由はなんでもいいと思います。弓道は誰でも始めやすい競技です。興味をもった方は、ぜひ、このホームページの仮入部のページを訪ねてみてください。もっと弓道部について知ってもらえると思います。
４年 垰口
